住居のトラブル

【後編】リフォームの流れ・手順はどうしたらいいの?リフォーム会社が解説します!

住居のトラブル

この記事は後編です。前編をご覧になられていない方はこちらから先に見ていただくとより記事を理解できます。

詳細見積もり・プランの比較

リフォームプラン

現場調査後、2~3週間ほどで各社から要望を反映したプラン、見積書が届きます。依頼時から提案までのやり取りを通じて、担当者との相性(話し易さ、信頼感等)もチェックしておきましょう。

見積をもらった時に確認すること

まず、見積書を提出してくれないという会社は、そもそも信用度に欠けますのでおすすめできません。他にも、見積もり書を提出する納期を守れない会社もあまりおすすめできません。

詳細な見積もり書を書くにはそれなりの時間がかかりますが、期日を過ぎるようでは実際の施工もルーズに行われる可能性があります。

見積書の内容が細かく書かれているか

提出された見積書に専門的な用語が多いため内容が全く分からない、というのはよくあることです。契約を交わしてしまうと施工で不具合があっても処理を渋られることがあるので、見積もり書の時点で確認しておきましょう。

工事内容が一式〇〇万円となっていたが、見積もり金額が安かったので何も言わずに契約したら、後から「追加で工事が必要になった」と言われ、高額な追加費用を要求されたというケースもあります。(普通は追加工事が必要になった時点で担当者から説明があるはずですが・・)

正しく工事をしてもらうために見積書をきちんと確認することが重要です。見積書の不明点は必ず細かく聞きましょう。質問した際に説明があやふやだったり対応が 不誠実だったときはその会社は選択肢から外すのも1つの方法です。

希望の内容になっているか

こちらの希望とは全然違う見積もりになっていることもあるかもしれません。

こちらの要望に対して、リフォーム会社側の提案を強く進めてくる場合は注意が必要です。例えば「違う現場で余ってしまった在庫をどうしても処分したい」「ノルマでこの商品を売らなければならない」などリフォーム会社側の都合の場合があります。

「お客様のプランだと住んでみると○○のように使いづらくなりますが・・・」など具体 的な説明がある場合は専門的な意見としてプランを提案している場合もあるため、よくよく説明を聞いてみましょう。そのうえで納得できるかどうか確認が必要です。

「パック価格なのでこちらのほうがお値打ちです」とこちらで商品の選定をさせてもらえない場合も注意が必要かもしれません。商品を決める権利はこちらにありますので、あまりにも強引な場合は疑ってもよいかもしれません。

依頼先の決定(契約)

リフォーム会社に依頼

リフォームプランと見積もりの中身を比較検討し、その中で最も納得感があり、担当者との相性がいいなと思える1社に正式に工事を依頼します。

提案内容によっては、その後プランの微調整を行いうので、気になるところ、追加したい内容等については素直に伝えた上でプランを再提出してもらいます。修正後のプラン内容はしっかり確認しておきましょう。

見積書に記載された設備や建材については、ショールームで実物を見て確認するのがおすすめ。カタログや写真だけで判断するよりも実際の使用イメージが湧いてきます。

ショールームでのチェックポイント

ショールームで実物を確認する時には以下の点に着目してチェックするのがポイント。

ユニットバス、システムキッチンなどのサイズ等については、リフォーム会社の担当が採寸などをして見積もりを出しているのでそのサイズの商品を確認しましょう。可能であれば担当者に同行を依頼しても良いかもしれません。

最低限、リフォーム会社が出している見積書図面は持っていきましょう。メーカーのショールーム担当者が図面を見れないと、間違った商材になってしまうかもしれません。特に窓などがある場合は注意が必要です。 

各メーカー、設備ごとに様々なオプションが用意されていますので必要な物、不要なものがないかを確認します。カラー、柄、質感、肌触り等が自分の理想、イメージに合うかどうかを確認します。

キッチン、洗面化粧台、トイレ、収納等、実際に使う場合をイメージして使い易いかどうかを確認します。その他、リフォーム内容によっては断熱性、清掃のし易さ、省エネ性など、機能面についても希望通りの製品かどうかを確認します。

契約

ショールームで商品を決定したらプランが確定しますので、この時点で最終見積もりが提出されます。予算内に収まっていない場合、担当者と相談して調整が必要です。

これ以後の変更は、工事費のアップや工事期間の延長につながります。「見積書、仕上表、図面」等の契約書類をよく確認してから契約を結びましょう。

特に、何度も微調整を繰り返しているとプランに入れ忘れていることがあったり、担当者 との認識ズレが生じている場合も少なくありません。また、代金の支払時期(契約時に何割か支払うケースもあります)等も要確認。

今後の変更が発生しないよう、事前に契約書をもらい、不明点や足りない点がないかを慎重に確認しておくことがトラブルを防ぐことにつながります。

契約時に依頼先に用意してもらう書類

契約時に依頼先に用意してもらう書類は全部で4つあります。

  • 契約書
  • 契約約款
  • 図面
  • 見積書

・契約書

リフォーム対象の工事現場の住所、施主の名前、工事費、支払方法、工事期間等が記載されています。

・契約約款

契約に伴うその他の事項が記載されています(契約書と一体の場合もあります)。

・図面

リフォームの設計図面です。

・見積書

工事費用の総額、項目ごとの工事内容&費用が記載されています。

工事スタート(着工)

リフォームスタート

契約を結んだらいよいよリフォーム工事のスタート(着工)です。工事着工前には工程表が作成されます。工事はこの工程表に従って進められるので事前に目を通して日程を把握しておきましょう。

近隣への挨拶について

工事期間中は騒音や振動、ほこり、工事車両の出入り等で近隣に少なからず迷惑をかけます。後々のトラブルを避ける意味でも事前に挨拶回りをしておきましょう。

リフォーム会社単独で行ってくれることもありますが、一緒に、あるいは別途あいさつに伺うのがベストです。

挨拶するのは、

  • 一戸建ての場合・・・両隣、表、裏、工事車両を停める場所の近隣etc.
  • マンションの場合・・・同じフロア、上下階のお部屋etc.

などです。

 マンションの場合は、管理規約によっては近隣住戸の承諾書が必要な場合もあるので早めに確認しておきましょう。また、とくに注意が必要なことがあればリフォーム会社に伝えておきましょう。

工事には工事車両がたくさん来ますので、場合によっては駐車可能スペースの確保をお願いされる場合があります。近くに貸してもらえる場所がないか把握しておくと良いかもしれません。(リフォーム会社が手配してくれる場合もあります) 

工事期間中にすること・・・

工事中は、プランどおりに進んでいるかどうか可能な範囲で現場を見に行きましょう。途中経過を見ることで、「収納棚を増やしたい」「コンセント数を増やしたいor場所を変えたい」等の要望が出てくることもあります。その場合は担当者に相談しましょう。

また、本来あってはいけないのですが、現場の勘違いで間違った作業をすることもあったりします。例えば壁と天井のクロス柄の貼り間違い、照明の位置が違うなど・・・早く気が付けば修正が可能です。

工事の邪魔になったり混乱を避けるためにいきなり訪問するのはやめましょう。工事内容によっては危険な場合があります。

  • 現場に行くタイミングは担当者に確認すること
  • 気がついたことがあった場合は現場の作業者に直接伝えるのではなく、担当者に連絡をすること

この2点は注意しておきましょう。

竣工検査 

 工事が終わったら、現場担当者が、「図面や仕様書通りに作業が終わっているか?」、「不具合や工事忘れはないか?」、「設置した設備や機器が問題なく作動するか?」等を一つずつチェックします。

完成・引き渡し

リフォーム工事

引渡し前に、担当者と一緒に工事した箇所を全て確認します。図面や仕上表を持参し、間違いがあればその場で伝えましょう。修正が完了し、最終確認が済んだらいよいよ引き渡しです。

引渡し書類にサインをし、同時にリフォーム会社から設備機器の説明書、保証書、残額の請求書を提出してもらいます。

アフターケアの確認も忘れずに行うこと

リフォームは、完成してからが本当のお付き合いが始まります。完了後の不具合の問い合わせ先や設備の使い方、メンテナンスについてもしっかりと確認しておきましょう。

担当者の対応だけでなく、リフォーム会社としての体制を確認しておくと担当者がいなくなった時も安心です。簡単にリフォームの流れをご説明しました。信頼できるリフォーム会社様によいリフォームをしていただき、住みやすい環境を手に入れましょう!

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