東邦ガスくらしショップ清須市土器野店、株式会社オオタケの大竹です。
突然、ガスコンロの火がつかないと、慌ててしまいますよね。
いくつか原因はありますが、ガスコンロがつかない原因でとくに多いものを挙げてみました。自分でできる対処法ばかりなので、ガスコンロがつかない場合は一度試してみてください。
また日頃の手入れも頻繁に行えば、ガスコンロのトラブルも回避できますよ。
ガスコンロがつかない5つの原因
毎日利用するガスコンロは、突如襲ってくるトラブルに合いやすいもの。もしガスコンロに火がつかない場合、次のことが要因かもしれません。
1.電池が切れている
ガスコンロは、電池を利用して着火するものがほとんどです。もしかすると、電池が切れているのかもしれません。
また、電池が少なくなると、火もつきにくくなります。
ガスコンロに電池交換のランプがついていないか、点検してみてください。
2.着火部分が汚れている
ガスコンロの着火部分が汚れている場合、火がつかないことがあります。
バーナーの着火部分には温度センサーがあります。この部分に油がこびりついていたり、燃えカスが詰まっていたりすると、安全装置が働き着火しません。
3.バーナーキャップに水がついている
ガスコンロは、水に弱い性質を持っています。とくに炎が出るバーナーキャップは、水分があると安全操作が働き、着火しない可能性があります。
それ以外にも、鍋やフライパンが濡れている状態で使うと水分が漏れ、火がつきにくいです。
4.ガスの元栓が閉まっている
ガスの元栓が閉まっている場合、ガスコンロに火はつきません。旅行や長期不在などで自宅を空けるとき、ガスの元栓を閉める方も多いと思います。
また、家族の方が元栓を閉めている可能性も考えられます。
5.ガスホースが劣化している
ガスホースが劣化している場合も、ガスコンロに火がつかない可能性があります。ほかにも、折れ曲がったり損傷したりしても同じような現象が起こります。
これらはすべて、ガスが通りにくくなっていることが要因。ガスホースがゆがんだ状態なら、ダメージを受けやすくなっているので注意が必要です。
ガスコンロがつかないときの5つの対処法
先ほど紹介した原因もすべて自分で対処できるため、業者を呼ぶ心配もいりません。
詳しい対処法を載せていますので、慌てず以下を参考に対処してみてください。
1.取扱説明書に従って電池交換
ガスコンロの機器によって、電池交換方法は異なります。取扱説明書を見ながら電池交換をしてください。
電池交換のランプがついていれば、それを元に交換すれば問題ありません。もし、電池交換ランプの機能がない場合は、ガスコンロを購入してから、もしくは前回の交換から1年を目安に交換しましょう。
急なガスコンロの問題に備えて、あらかじめ予備の電池を用意しておくと安心です。
2.着火部分を掃除する
着火部分に油や燃えカスがたまっている場合は、すぐに掃除しましょう。
頑固な油汚れがつきやすいバーナーキャップは、重曹や水で薄めた中性洗剤にしばらくつけ置きしておくと、汚れが取れやすいです。
汚れを落とすときは、歯ブラシを利用するのが便利。
気をつけたいのが、着火部分を掃除した後です。水分はガスコンロの天敵なので、十分乾かしてから元に戻すようにしてください。
3.水分を拭きとる
鍋やフライパンの外側が濡れている場合は、丁寧に拭き取ってからガスコンロへ置いてください。バーナーキャップも濡れていたら、柔らかい布で丁寧に拭き取ります。
どちらも完全に水分が消えた状態で、再度火をつけてみてください。
4.ガス栓を開いた状態にする
ガスの元栓を確認し、閉まっている場合はつまみをひねって元栓を開けましょう。
ガス栓が開いている場合はほかの要因が考えられますので、今回紹介した原因を探ってみてください。
5.ガスホースは自分で交換可能
ガスホースの交換は、業者に頼まなくても自分でできるので便利です。ガスホースは、ホームセンターで手軽に手に入ります。
ガスホースを交換するときは、
・ガスの元栓は必ず閉める
・換気扇を回した状態で交換する
・ガスホースはしっかり差し込む
・ガスホースが外れないようバンドで固定
この方法で交換してみてください。
ガスコンロのトラブルを避けるためにしておくこと
ガスコンロの急なトラブルを避けるためにも、日常的な掃除や点検は欠かせません。
長い間掃除をせずにいると、頑固な汚れも落としにくいです。1日の料理が終わった後に掃除すれば、簡単に済むのでおすすめです。
また、原因で挙げた項目もチェックしておくといいでしょう。電池やガスホースの交換は、時期が来れば必ず必要になります。交換時期をメモしておけば、ガスコンロのトラブルも回避しやすいです。
日頃からガスコンロのチェックを欠かさずに!
ガスコンロに火がつかない要因は、日頃の手入れやチェックで十分回避できます。
「急に火がつかなくなった」ということがないよう、安全確認も含めて点検することは必要ですね。ガスコンロの手入れやチェックも、習慣づけるといいかもしれません。
それでも治らない場合は専門業者に!
これらの症状に該当しない場合は、必ず専門業者に頼んで修理してもらいましょう。ガス機器の不備は、火事など大きな事故につながる可能性もあります。
お近くのガス機器販売店、修理屋さんにお願いをして確実に修理してもらってください。