東邦ガスくらしショップ清須市土器野店、株式会社オオタケの大竹です。
エコワンとエコキュートの違いについて知りたいとお考えでしょうか。環境保護や光熱費の削減に注目が集まる今、多くの皆さんがエコワンとエコキュ―トに注目していますよね。
しかし、いざ自宅に導入しようと考えても、どんな特徴があるのか、どちらを選ぶべきかなど何かと分からないこともあると思います。
そこで今回は、エコワンとエコキュ―トの違いを徹底比較していきます。それぞれのメリット・デメリットをよく比較し、最適な省エネ給湯器を選ぶときの参考にしてください。
エコワンとは?
画像出典:リンナイエコワン紹介ページ https://rinnai.jp/ecoone/
はじめに、エコワンとはどんなものか詳しく見ていきましょう。
エコワンの特徴
エコワンは、ガス給湯器と電気給湯器の両方の特徴を持つ給湯器です。エコワンには、シングルハイブリッドとダブルハイブリッドの2種類があります。給湯または床暖房に使われる動力は、以下のとおりです。
種類 | 給湯 | 床暖房 |
シングルハイブリッド | 電気とガス | 電気もしくはガス |
ダブルハイブリッド | 電気とガス | 電気とガス |
エコワンの主なメリット
エコワンを導入すると、以下のようなメリットがあります。
- ガスと電気の両方に対応している:何らかの理由でガスと電気のどちらかが使えなくなっても、お湯を作れる
- 省エネ性が高い:消費エネルギーが少ないだけでなく、同時にCO2の排出量も減らせる
- 光熱費が安くなる:一般的な給湯器と比べてランニングコストが低いため、光熱費が安くなる
- 災害時に貯水タンク内の水を活用できる:災害時でも貯水タンクに残った水を活用できる
エコワンのデメリット
エコワンの主なデメリットについては、以下の通りです。
- 初期費用が高め:導入時に40~80万円程度の初期費用が掛かる
- 電気とガスを両方契約することが条件:オール電化の家に導入するにはガスの新規契約が必要
元々光熱費が安い家にはメリットが少ない:光熱費の削減分を回収しきれないことがある
エコキュートとは?
画像出典:パナソニックエコキュート紹介ページ https://sumai.panasonic.jp/hp/
次に、エコキュートとはどんなものか詳しく見ていきます。
エコキュートの特徴
エコキュートとは、大気中の熱をヒートポンプによって取り込み、圧縮して高温にして貯湯タンク内の水を温める給湯器です。再生可能なエネルギーを利用する意味で、大変エコな給湯器といえます。
エコキュートはオール電化の家を中心に導入されており、新築住宅などでは太陽光発電と組み合わせて使用するケースも多く見られます。
エコキュートのメリット
エコキュートを導入すると、以下のようなメリットがあります。
- 光熱費が安くなる:主に電気代の安い夜間電力を使用してお湯を沸かすため光熱費が安くなる
- 環境に配慮できる:大気中の熱を取り込んで活用することから、石油資源の枯渇を防ぎ、CO2の排出量を減らすことができる
- 災害時に貯水タンク内の水を活用できることがある:災害時に貯水タンク内に水が残っていれば活用できる
エコキュートのデメリット
エコキュートの主なデメリットについては、以下をご覧ください。
- 夜間運転音が気になることがある:夜間電力を使ってお湯を作るため、閑静な住宅がなどでは夜間運転音が気になることがある
- 広い設置スペースが必要:ヒートポンプユニットと貯湯タンクを設置するスペースが必要になる
- お湯切れするリスクがある:エコワンと比較するとお湯切れのリスクが高い
エコワンとエコキュートのどちらを選ぶべき?
ここでは、エコワンとエコキュートのどちらを選ぶべきか、主なパターンについて詳しく見ていきます。
初期費用の安さで選ぶならエコキュートが有利
初期費用の安さで選ぶのなら、エコキュートが有利です。より気軽に導入したいのなら、エコキュートを中心に検討してみるとよいでしょう。
給湯器の種類 | 初期費用の目安 |
エコワン | 40万~80万円程度 |
エコキュート | 30万~70万円程度 |
光熱費の安さを重視して選ぶならエコキュートが有利
光熱費の安さを重視して選ぶなら、エコキュートが有利になります。具体的には、以下をご覧ください。
給湯器の種類 | 光熱費(1か月の目安) |
エコワン | 3,000~5,000円程度 |
エコキュート | 1,500~5,000円程度 |
エコワンも、ガスと電気のハイブリッド型給湯器であることを考えると、十分に光熱費が安いといえます。ただし、オール電化の家ではガスを使わないことから、エコキュートに軍配が上がるでしょう。
大容量のお湯を使いたいならエコワンが有利
大容量のお湯を使いたい場合は、エコワンがおすすめです。エコキュ―トは貯水タンクが大容量の機種が多いものの、お湯を使い果たしてしまうと、次にお湯を沸かすまで時間がかかってしまいます。
その点、エコワンはガスによって瞬時にお湯を沸かすため、お湯切れの心配がありません。たとえば、家族の多くが連続して入浴する場合などは、お湯の使い方によってはエコワンの方が向いていることもあります。ガスを使っている家なら、エコワンの導入を優先して検討するとよいでしょう。
エコワンとエコキュートで迷ったら販売会社に相談する
エコワンとエコキュートのどちらがよいか迷ってしまう場合は、以下のようなポイントに当てはまる販売会社に相談してみるとよいでしょう。
- エコワンやエコキュートの導入で豊富な実績がある
- スタッフの技術力や対応などの評価が高い
- 現場視察や見積もりを無料で行っている
- 分かりやすい料金システムがある
- 都合のよい日時に作業してもらえる
- 手厚い保証やアフターフォローを受けられる
私たち株式会社オオタケでも、エコワン・エコキュ―ト共に豊富な導入実績があり、おかげさまで大変ご好評をいただいています。現場視察やお見積もりは無料で行っておりますので、お気軽にお申し付けください。
まとめ
エコワンもエコキュ―トも省エネ効果が高い給湯器であり、光熱費の削減につながるなど、多くのメリットがあります。どちらを導入すべきかについては、個々の状況にもよるため、信頼できる販売会社に相談してみるとよいでしょう。
なお、私たち株式会社オオタケでも、エコワン・エコキュート共にお取り扱いしております。導入に関するご相談もお受けしておりますので、お気軽にお問い合わせください。