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給湯器の水漏れ原因と対処法!本体故障の原因にもなるので修理はお早めに!

ガス機器

こんにちは!サービス担当の伊藤です。

給湯器が水漏れしたというトラブルは多いと思いますが、焦らず適切に対処するのは難しいことですよね。中には給湯器が水漏れしても、そのまま使ってしまう人もいるかもしれませんが、それは危険です。

給湯器の水漏れを放置すると、当然状態は悪化します。水漏れをしていてもお湯が出ている場合がありますが、急に機器が止まる可能性もあり、また、漏電や不完全燃焼が起きる場合もあります。

今回は水漏れの危険性やその原因と対処法をご説明します。是非お役立てください!

給湯器の水漏れを放置するのは危険!その理由とは?

給湯器の配管

給湯器は水漏れしても止まらずにお湯が出ていることがあります。しかし、機器内で水漏れを起こしているわけですからどんどん状況は悪化していきます。

給湯器の水漏れを放置すると一酸化炭素中毒になる危険性がある!

ガス給湯器の水漏れ個所が内部にあるバーナーの近くである場合、水が継続的にかかることで不完全燃焼が起こり、一酸化炭素が発生します。

一酸化炭素は臭いがせず、無色なので気づきにくいのですが、強力な毒性をもっているためとても危険です。そのため、給湯器の水漏れに気付いたら早めの対処をおすすめします。

給湯器の水漏れを放置すると急にお湯が出なくなってしまう場合がある!

水漏れ箇所がバーナーの近くでなかった場合でも、放置は禁物です。現在の給湯器は電子制御されていますので、電装基盤やモーターなどの電気部品が使われています。

漏水が広がって動作中の電気部品へかかってしまうと、シャワー中に突然とまってしまったり、場合によってはショートして停電が起きてしまう可能性もあり、早めの修理が必要となります。

給湯器の水漏れの原因とは?

給湯器の水漏れの原因

給湯器が水漏れする原因として考えられることは4つあります。

・部品の経年劣化

・配管の凍結

・設置作業時のミス

・長期間使用しないこと

給湯器の水漏れの原因、部品の経年劣化

ゴムパッキン

給湯器にはさまざまな部品が使われていますが、その中でもゴム製のパッキンは10年程度で硬化し弾力が失われます。そのためパッキンとしての機能が果たせず、水漏れが起こります。

パッキンなどの部品は取り換えできる場合もありますが、購入から10年程度経過すると部品の製造が終了していたり、他の部品も劣化していたりする場合もあります。そのため経年劣化による水漏れの場合は、給湯器の寿命と捉えて給湯器本体の交換を検討してください。

給湯器の水漏れの原因、配管の凍結

凍結した水道

真冬の気温の低い時期によくあるのが、給湯器の配管が凍結することにより起こる水漏れです。配管の中にたまっている水が凍結すると膨張し、配管が破裂することで水漏れします。

雪国など気温が低くなる地域では凍結防止の対策を行っている場合が多く、実際に凍結により水漏れするのは温かい地域で0度以下になった場合が多いのです。

この場合は給湯器本体ではなく、給湯配管の修理となりますが、場合によっては機器内部が損傷をしてしまう可能性もありますので、設備販売店に点検をしてもらってください。

給湯器の水漏れの原因、設置作業時のミス

給湯器を設置した時や交換した時に、配管の接続がしっかり出来ていなかったり、設置作業にミスがある場合にも水漏れが起こります。

この場合は設置直後は問題なく使用できることも多く、時間とともに不備のある部分に負担がかかり水漏れします。この場合は設置作業を担当した会社に連絡して、無料で修理してもらいましょう。

給湯器の水漏れの原因、長期間使用しないこと

出張や旅行などで長期間自宅をあけ、給湯器を使わない場合には給湯器内部の圧力が高くなり、一時的に水抜き栓から水が漏れることがあります。

この場合は故障していないことも多く、お湯を出してみて水漏れがひどくなったり、水漏れがいつまでも止まらないなどの異常があるかどうかを確かめてください。異常がなければ、そのまま給湯器を使用しても問題はありません。水抜き栓から水を排出し、内部の圧力が下がれば水漏れも止まります。

もし冬場に長期間自宅を離れる場合は、あらかじめ給湯器の内部の水を抜いておくと水漏れを防止できます。水抜きの方法は取扱説明書に書いてあるので、確かめてみてください。前述でも説明しましたが、冬場は特に給湯器の配管に水が残っていると凍結する可能性が高いので注意してください。

給湯器が水漏れした時の対処法

給湯器が水漏れした時の対処法

給湯器の水漏れは上述で説明した通り、一酸化炭素中毒や水漏れによる被害の拡大にもつながるため、水漏れしてることに気がついたらそのまま放置せずに一つ一つ対応してください。

まず最初に給湯器の電源を切って、給湯器の使用を中止します。その後、漏れた水をたどり、どこから水漏れしているか確認します。水抜き栓から水漏れしている場合は上述の通り故障の可能性は低いため、再度お湯を出してみてください。

水漏れしている箇所が配管接合部や給湯器本体の場合は劣化や故障の可能性が高いです。この場合は、給湯器の電源を切ったまま給水バルブをひねって完全に水を止めてください。給湯器は使用せずに、ガス機器販売店に修理依頼の連絡をしましょう。

まとめ

給湯器の水漏れ

給湯器の水漏れは放置すると、一酸化炭素中毒や水漏れによる被害の拡大につながるため、水漏れに気づいたら早めに対処することが重要です!また、水漏れの原因によっては早急な修理が必要です。

弊社、株式会社オオタケは東邦ガスの指定販売店として清須市近郊にて営業をしております。ガス機器はもちろん、水道配管などのお困りごとも承っていますので、是非お気軽にご相談ください。

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