キッチンリフォーム(流し台・システムキッチン)

ガス瞬間湯沸かし器のお湯が出ない時に確認すべきポイントと修理の相場を解説します

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東邦ガスくらしショップ清須市土器野店、株式会社オオタケの大竹です!

ガス瞬間湯沸かし器は、使いたいときにすぐお湯が使える便利な設備ですが、「急にお湯が出なくなって困ってしまった」というご相談を、当社にもよくいただきます。

そこで今回は、トラブル時にまず確認してほしいポイントと、もし故障していた場合の 修理費用の相場 をわかりやすくまとめました。お湯が出ずに焦ってしまう前に、まずは落ち着いて順番にチェックしてみましょう。

ガス瞬間湯沸かし器のお湯が出ないときまず知っておきたいこと

湯沸かし器の修理や交換を依頼する時に注意したいポイント

ガス瞬間湯沸かし器は「ガス・水・電気」の3つのが正しく機能して初めてお湯が作られます。まずは「どのような症状が起きているのか」を把握することが、原因の切り分けや正しい対処につながります。

  • 「点火しない」 → ガスが供給されていない、電源系統の異常
  • 「途中で止まる」 → センサー異常、ガスメーターの遮断
  • 「リモコンにエラー表示」 → 電装基板の不具合、部品故障

このように症状ごとに原因が違うため、正しく切り分けることで、自己チェックで解決できるケースもあります。

無理な自己判断は危険

ガス瞬間湯沸かし器はガスを使ってお湯をつくる機器であるため、誤った対処をすると大きな事故につながる恐れがあります。特に注意したいのは次のような行為です。

  • 自分で分解して内部に触れる
  • ガス配管を抜く
  • 異音や焦げ臭さを感じてもそのまま使い続ける

これらはガス漏れ・一酸化炭素中毒・発火事故 など、重大な事故に繋がる恐れがあります。安全に使用するためにも、原因が分からない場合や、同じ症状が何度も繰り返すときは、無理に自分で対処せず、早めに専門の業者へ相談することを強くおすすめします。

また、万が一本体から煙が出たりガスのような臭いがしたりする場合は、ガスの元栓を締めて室内の換気をして、すぐにガス会社に連絡しましょう。

湯沸かし器のお湯が出ない時に確認すべきポイント

湯沸かし器のお湯が出ない時に確認すべきポイント

湯沸かし器のお湯がでない時に確認すべきポイントは以下の5つです。

  • 電池・コンセント
  • ガスや水道の元栓
  • ガスホース
  • 水道の水圧(フィルター部分)
  • 経年劣化

どのように確認すればいいかを解説していきます。

電池・コンセント

お湯がでない原因として意外と多いのが電池切れや電源プラグ抜けです。湯沸かし器は電池で稼働しているものも多く、知らぬ間に電池が切れてしまっていることが多くあります。

電池が切れている場合は、着火時のカチカチという音がしません。まずは、電池を交換してみるか、コンセントタイプの場合は抜けていないか確認してみましょう。

また意外と見落としがちなところとして、ブレーカーがあります。設置している箇所のブレーカーが落ちていないか確認しましょう。

ガスや水道の元栓

ガスや水道の元栓が閉まっている可能性もあるので、それぞれの元栓を確認しましょう。掃除の時などに閉めたことを忘れてしまっていることもまれにあります。

家族がいる場合には、自分が閉めていなくても家族が閉めたことも考えられます。また、ガスメーターは、地震・大量のガス使用・不完全燃焼などを検知すると自動で停止します。

ガスホース

ガスホースが正しく接続されていないと、ガスが送れず点火しません。ゆるみや折れ曲がり、経年劣化でトラブルが起こることもあります。

ガスホースの修理交換作業は専門資格を持った技術者しか行えません。ガスホースに違和感がある場合は、自分で直さず、すぐに専門業者へ相談しましょう。

水道の水圧(フィルター部分)

ガス湯沸かし器は一定以上の水量がないと点火しない設計になっています。そのため、水圧関連のトラブルはよく見られる原因です。

給水部分のフィルターが目詰まりしている可能性も考えられます。給水側にあるフィルター(ストレーナー)にゴミやサビが詰まると、水量が不足して点火できなくなります。

こまめに掃除していないことも多い部分なのでチェックが必要です。故障を防ぐためにもたまに掃除するといいでしょう。

経年劣化(10年以上で交換推奨)

これまで揚げた症状に以上がみられない場合、本体の中にある基盤や着火装置などの故障の可能性があります。このような場合は、業者に点検と修理を依頼しましょう。

またガス瞬間湯沸かし器の寿命は 約10年〜15年程度 と言われています。そのため部品や基盤が経年劣化し、修理が必要となる場合があります。

湯沸かし器の修理相場はいくら?

修理・点検費用 10,000〜20,000円
交換工事費 25,000〜65,000円
湯沸かし器本体の費用(追い焚き機能なし) 50,000〜200,000円
湯沸かし器本体の費用(追い焚き機能あり) 70,000〜270,000円
追い炊き機能あり+床暖房 150,000〜550,000円

修理・点検の費用

交換はせずに修理や点検をする場合の相場は、10,000円〜20,000円程度です。燃焼系部品の故障の方が、電気系統の部品の故障よりも若干修理費が安くなる傾向にあります。

部品によって多少の差はありますが、ほとんどの場合はこの価格の範囲に収まるでしょう。出張費が別途で必要になる業者もいるので、依頼の際に確認すると安心です。

交換の費用

湯沸かし器の交換では、湯沸かし器本体の価格によって費用が大きく変動します。追い焚き機能があるものが比較的安く購入できるので、一人暮らしなどで追い焚きの必要がない場合は価格が抑えられます。

また、同じ機能でも省エネ性能によっても価格が変動します。省エネ性能が高いものは、低いものに比べて20,000〜40,000円ほど価格が高くなる傾向があります。

初期費用としては高額になりますが、月々の光熱費をグッと抑えることにもつながるので、使用量などを照らし合わせて商品を決めると後悔しないでしょう。

取り付けにかかる工事費

取り付けにかかる工事費には、25,000〜65,000円ほどかかります。交換工事全体の費用としては、工事費+本体の代金となるので、工事費の安い業者に頼むと出費が抑えられるでしょう。

見積もりの時点で工事費が相場よりも格段に安い業者のなかには、追加費用として工事後に上乗せする悪徳業者も存在します。安さは重視したいところですが、安すぎる業者には注意しましょう。

また、業者によっては出張費や古い湯沸かし器の処分代などが別に必要となる場合もあります。依頼する前におおよその価格を把握するためにも、見積もりを取って不明点を聞いておくといいでしょう。

まとめ

湯沸かし器のお湯がでなくなった時に確認したいポイント

湯沸かし器のお湯がでなくなった時に確認したいポイントや修理の相場を紹介しました。湯沸かし器は、ガスに関わる製品なので不安に感じた時は自己判断せずに、ガス会社や業者に相談することが大切です。

私たち株式会社オオタケは、湯沸かし器をはじめとするガス機器の修理や交換を承っております。少しでも不安に思う点があれば、ぜひオオタケにご相談ください。

記事監修:オオタケ代表 大竹 良保

皆様こんにちは!株式会社オオタケ代表の大竹です。ガス機器の販売、設置から創業した当社ですが、長年に渡り地域密着でお客様と触れ合ってきたことにより、結果的に地域の「なんでも屋さん」になりました。住まいに関するお困りごとはぜひオオタケにおまかせください。

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