給湯器・温水器(エネファーム・エコキュートなど)

ガス給湯器の設置には資格が必要です!DIYでできる範囲、業者に頼む範囲を理解してお得に設置しましょう

給湯器・温水器(エネファーム・エコキュートなど)

東邦ガスくらしショップ清須市土器野店、株式会社オオタケの大竹です。

業者に頼むと高額なガス給湯器の設置。少しでも出費をおさえたいと、自分でDIYできないか模索している方も多いと思います。

ガス給湯器のDIYは基本的には不能です。なぜなら、ガス、水道など資格が必要になりどちらにしても有資格者へ依頼する必要があるからです。

この記事では、どこまでが自分でできるのか、また業者に依頼しなければいけない工程を紹介します。

ガス給湯器は外置きタイプなら設置は可能

ガス給湯器は外置きタイプなら一部までDIYが可能

外置きタイプのガス給湯器なら設置は可能です。ただし、配管の取り外しには資格が必要です。そのため、私共は基本的にはDIYは推奨しておりません。

屋内タイプのガス給湯器を使っている家庭もあるでしょう。この場合、設置工事には資格が必要です。設置資格を持っている業者へ依頼しましょう。

ガス給湯器を自分でDIYできる範囲

ガス給湯器を自分でDIYできる範囲

ガス給湯器の設置は、すべて自分でDIYできるわけではありません。いくつかの工程は、資格を持っていないと接続できないため、自分でできる範囲は限られます。どこまでがDIYできる範囲なのか事前に確認しておきましょう。

給湯器の設置

給湯器の設置自体は、自分でも可能です。ここで気になるのが、どんな給湯器を選んだらいいかだと思います。いちばん安心なのは、古い給湯器と同じメーカーや能力と機能を選ぶこと。

家庭用の給湯器には16、20、24号の三段階の能力と、自動湯はりの有無や全自動などの機能があり、現在の使用条件や機能によって機種が違います。一般的によく設置されているものは24号のふろ給湯器ですが、現在お使いの使用機器をよく確認して手配しましょう。

ガスの種類にも気をつけてください。都市ガスとプロパンガス用では内部の部品が異なり、間違えてしまうと使用することができません。現在供給されているガスの種類に応じて選ぶようにしましょう。

給湯器を設置するときは、必ず工事説明書を読み設置基準を守ってください。外置きタイプだからといって、どこに設置してもいいわけではありません。

水道配管と給湯器をつなぐ

給水、給湯の配管工事には給水装置工事などの資格が必要です。よくDIYが可能と記載されている場合がありますが、黙認されているだけなので注意が必要です。

今、給湯機につながっている配管を外すのにも資格が必要となっていますので注意が必要です。

無資格工事が発覚した場合に公共の設備を機能不全などにさせた場合、当然罰則を受けることになります。

水道管の接続は、ベテラン有資格者でも100%水漏れを防ぐのは難しいものです。安易に行わないほうがよいでしょう。

ガス給湯器の設置は注意が必要

ガス給湯器の設置は注意が必要

冒頭でも説明したように、ガス給湯器の設置の場合、いくつかの工程は資格者でないとできない作業があります。インターネットではガス給湯器のDIY方法が多数紹介されていますが、間違っても自分でしないよう注意してください。

有資格者でないとガス接続工事は不可

ガス給湯器の設置にはガス接続工事が欠かせません。ガス接続工事は資格を持っている人でないと作業できないよう決まっています。

素人が見よう見まねで接続すると、ガス漏れの原因につながるため大変危険です。給湯器の設置をする場合は、必ず専門業者に依頼してください。プロパンガスと都市ガスでも資格が違います。供給されているガス会社の資格を持っている専門業者へ依頼するのが安全です。

新設の場合、防雨コンセントの設置は業者に依頼

古い給湯器からの交換の場合、屋外にコンセントが設置されているため心配いりませんが、新設する場合は注意してください。

給湯器には電気系の配線として

  • 電源コンセント
  • 台所用リモコン配線
  • お風呂用リモコン配線
  • アース線

の4つがあります。

電源コンセントとアース線をつなぐために屋外コンセントを設置しなければいけません。この取り付けには電気工事士の資格者でないと作業できないため、資格を持っていない方は業者に依頼しましょう。

給湯器には設置できない場所がある

給湯器の設置でも説明しましたが、外置きタイプの給湯器はどこでも設置していいわけではありません。

あらかじめ設置基準が設けられているので、それに従って設置してください。設置基準は工事説明書に記載されていますが、自分でDIYする場合はとくに以下の点を気をつけましょう。

  • 可燃物と排気口出口との距離
  • 開口部と排気口出口との距離
  • 可燃物と機器本体の距離
  • 修理や点検のスペース

細かい設置基準がありますので、不明な場合は専門業者へ依頼しましょう。

まとめ

お近くのガス機器販売メーカーとよく相談しながら設置を進める

以上のように機器に接続されている、水道、お湯の配管、ガスの配管などすべてにおいて資格が必要なことがわかると思います。

ガス給湯器はインターネットで安く買えますが、安全性や設置の際のサポート代は含まれておりません。

安全に取替工事を行うためにも専門業者へ依頼したほうが安心です。安心してお湯を使うためにも、お近くのガス機器販売業者へ相談しましょう。

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