東邦ガスくらしショップ清須市土器野店、株式会社オオタケの大竹です。
日常的に使うガスコンロの火が急につかなくなってしまった時、どう対処すればいいかご存じですか?
「カチカチと音は鳴るけど火がつかない!」「決まったコンロだけ火がつかない」など、ガスコンロが使えずに困った経験があるのではないでしょうか。
ガスコンロの火がつかない原因から、症状別の対処法まで詳しく解説していきます。
ガスコンロの火がつかない原因7選
まずは、ガスコンロの火がつかない原因を7つ紹介します。火がつかない原因の中には、自分で対処できるものもあります。自宅のガスコンロの状態と照らし合わせながら読んでみてください。
電池が切れている
ガスコンロは乾電池の力で点火しています。点火しなくなってしまった場合には、まず電池の寿命を疑いましょう。
電池切れランプが搭載されている機種は、ランプが点滅していないかを確認します。搭載されていない機種は試しに電池交換する動作が確認できるでしょう。
バーナーキャップがずれている
点火口にある丸いバーナーキャップが正しく装着されているか調べましょう。バーナーキャップは少しの衝撃でずれやすいため、なにかの拍子にずれてしまうことが考えられます。
部品がずれていると、安全装置が作動して着火しないことがあります。
部品に汚れ・水濡れがある
バーナーキャップや点火口周辺の部品に汚れや水濡れがある場合にも、安全装置が作動して不具合につながります。油汚れや燃えカス、水濡れなどで部品が汚れてしまっていないかチェックしましょう。
チャイルドロックがかかっている
チャイルドロックが搭載されている機種は、チャイルドロックがかかっていないかも確認してください。チャイルドロックは、ボタン操作で簡単にオンになるので、知らぬ間にオンになっている可能性があります。
ゴム管が折れている
ガスの元栓からガスコンロをつなぐゴム管が折れてしまっていないか見てみましょう。ゴム管が折れてしまっていると、ガスがガスコンロにうまく供給されません。
また、ゴム管は消耗品のため、折れていないかを確認すると同時に劣化についても確認すると安心です。
ガス栓・ガスメーターが閉まっている
ガス栓やガスメーターが閉まっていないかも確認します。ガス栓は、ガスコンロ付近にあり、同居人がいる場合は自分が操作していなくても誰かが閉めてしまっていることがあります。
また、ガスメーターは地震などの衝撃で自動ロックがかかるので、直近で地震があった場合には確認が必要です。
ガスコンロが故障している
これらの原因に当てはまらない場合には、ガスコンロが故障していることが考えられます。
特に、ガスの匂いはするけど火がつかないなど危険な場合もあるので、おかしいと思ったらすぐにガス専門業者に点検してもらいましょう。
賃貸の場合は、管理会社や大家さんが対応してくれることもあるので、まずは貸主に相談することをおすすめします。
音が鳴るけど火がつかない時のチェックポイントと対処法
次は、それぞれの症状に合わせたチェックと対処法を紹介します。
ガスコンロをつけようとした時に、「チチチチ…」と音が鳴る場合は、原因を突き止めることで自分で対処できることがほとんどです。
すべての口で点火しない場合は電池をチェック
複数口のガスコンロで、音が鳴るのに点火しない場合は、ガスの元栓やガス管の折れ、ガスコンロの電池が切れていないか確認しましょう。
すべてが同等に作動しないのは、大もとに原因があることが多いと考えられます。まずはガス栓を確認し、電池を交換して様子をみてください。
一部の口だけ点火しない場合は汚れや水濡れをチェック
複数口ある中のひとつの口だけ点火しない場合は、以下の原因が考えられます。
- バーナーキャップのずれ・汚れ・水濡れ
- 点火プラグの汚れ・水濡れ
- 安全装置の汚れ・水濡れ
バーナーキャップや点火プラグ、安全装置など、点火口付近にある部品が汚れていたり水濡れしたりしていませんか?
これらの部品をきれいにお掃除することで、正常な作動が再開することがあります。吹きこぼれや油はねなどで特に汚れやすい部分でもあるので、しっかりとチェックしてきれいな状態を保ちましょう。
音が鳴らず火もつかない時のチェックポイントと対処法
点火を試みても「チチチチ」と音がならない場合は、まず電池を確認します。
電池を新しいものに変えても音がならない場合には、ガスコンロの内部で電気系統が故障してる可能性があります。この場合、個人での対処はできないので、速やかに貸主への連絡やガス専門業者に修理を依頼することが大切です。
トラブルが解消するまでは、ガスコンロは触らず、不安な場合はガスの元栓を閉めて修理を待ちましょう。
トラブル回避の予防策は?
ガスコンロはほぼ毎日使うものなので、急に使えなくなると困ってしまいます。火がつかない!といったトラブルを回避するために、以下のことを心がけましょう。
- 電池は1年で交換
- 点火口周りはこまめに掃除
- 掃除後は水気をよく切る
ガスコンロに挿入する電池は、約1年で寿命を迎えます。電池が切れてしまってから慌てて交換するのではなく、1年経ったら新しいものに交換することが安全に使うためのポイントです。
点火口周りの部品の汚れは、トラブルの原因になります。特に、油汚れがつきやすく、放置してしまうとこびりついてしまうため掃除も大変です。
毎日掃除するのは大変という場合は、週に一度掃除するなど、まめにチェックをする習慣をつけましょう。
また、掃除後に濡れたままコンロに部品を装着すると、水濡れによる着火不良が起きてしまいます。きれいに掃除をした後は、よく水気を切ってからセッティングしてください。
まとめ
ガスコンロの火がつかない原因は多岐にわたることがわかりました。汚れが原因になる場合もあるので、できるだけ細かく掃除をしていくことが大切です。
対処法や予防策をやってみたけど、どうしても火がつかない!という時は、私たち株式会社オオタケにご相談ください。
自己判断だけでは心配という場合にも、点検から修理、部品の交換から新しい機器の紹介まで、必要に応じて対応いたします。愛知県清須市・名古屋市周辺でガスコンロの不具合にお困りの方は、ぜひ一度ご連絡ください。