ガス機器

ガス給湯器の修理や交換はどこに頼めばいい?住宅設備屋、給湯器メーカー、ガス会社それぞれのメリット・デメリットを解説します

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ガス給湯器は、お風呂や洗面所のお湯を提供し、快適な日常を送るために重要な設備です。しかし、長年の使用や故障などによって修理や部品の交換が必要になることがあります。

そこで発生する問題が、修理や交換の依頼先です。この記事では、ガス給湯器が故障した際の修理・交換依頼先と、それぞれのメリット・デメリットについて詳しく解説します。

ガス給湯器の故障で困っている方は、ぜひ最後まで読んでみてください。

ガス給湯器の修理・交換の依頼先

ガス給湯器の故障や劣化が生じた際、適切な修理や交換を行うためには信頼できる専門業者に依頼することが重要です。ここでは、住宅設備業者(近所のガス屋さん等)、給湯器メーカー、ガス会社(ガス小売事業者)のそれぞれの特性とメリット・デメリットについて説明します。

この3者に複数当てはまる会社もありますので一概には言えませんが、参考程度にご覧ください。

修理を依頼する前に知っておいて頂きたい事なのですが、給湯器故障の大半は部品交換の必要が無い修理です。ちょっとした操作や掃除、リセットで直る事が多いです。また、給湯器ではなくて水栓(じゃぐち)が原因でお湯が出ない事も多いです。

ガス機器専門の住宅設備業者

ガス機器専門の住宅設備業者というと分かりにくいですが、いわゆる街のガス屋さんです。いまではガス機器以外の水回りや電気関係等を扱っている会社も多く、住宅トラブル全般に知識があります。

もちろんガス給湯器の修理・交換に関する幅広い経験を持っています。一般的には複数のメーカーを取り扱っており、お客様の希望に応じた選択肢を提供します。

ガス機器専門の住宅設備業者のメリット

給湯器の修理の場合、大半が誤使用や部品の交換が必要ない修理です。その場合、近所のガス屋さんに依頼をすれば出張料や技術料が安くすむ事が多いです。理由としては移動時間や交通費が安く済む事や、修理で利益を取ろうと思っていない事や、お得意様になる事で値引きをしてくれる事があります。また、近所なので初期対応も早いです。

給湯器を取り扱っている住宅設備業者は多くの場合、熟練した技術者が在籍しており、幅広い故障に対応できます。また、さまざまなメーカーの製品を取り扱っているため、メーカーが分からない場合でも依頼可能です。

修理不能で新品交換になった際には、修理費が無料になることが多いです。

ガス機器専門の住宅設備業者のデメリット

その会社に修理スタッフがいるとは限らないのと、地域によっては良い業者を探すのが大変かもしれません。ホームページや口コミを参考に探してみるしかありませんが、それでも見つからなければメーカーやガス小売事業者に修理依頼をしたほうが確実です。なぜなら、実績があり信頼できる会社であれば、ホームページや口コミに出てくるからです。

愛知県清須市周辺の皆さまへ

親子4代、清須市のお客さまに支えられて125年。株式会社オオタケはガス機器や住宅設備の専門店です。ガス給湯器の修理はオオタケにお任せください!

株式会社オオタケの最大のメリット

①自社対応不能な修理でも、お客様が直接メーカー修理を依頼するよりも低価格でメーカー修理を依頼する事が可能です。

②電気と水道にも強いので、給湯器以外のトラブルでお湯が出ない場合も対応可能です。

③東邦ガスの協力店なので、ガスのトラブルでお湯が出ない場合も対応可能です。

④修理不能の場合は仮設給湯器の貸し出しもあります。

どこに頼めばいいのか分からないお家のトラブルがありましたらオオタケにお任せください。交通費も移動時間もかからない、地元密着会社だから出来る低価格で駆けつけます!

給湯器メーカー

給湯器メーカーは、主に自社製品の修理・交換を行います。自社製品に対する高い専門知識と修理技術を持っています。

給湯器メーカーのメリット

実際には給湯器メーカーではなく、メーカー指定の修理専門業者が来る場合が多いです。給湯器メーカーの利点は、何といっても高い修理技術です。修理専門なので毎日のように給湯器の部品交換をしています。給湯器をバラバラにして、また組み立て直す事ができる程の技術を持っています。

給湯器メーカーのデメリット

他メーカーの修理や、給湯器以外が原因だった場合の対応が出来ません。出張料や技術料が高く設定されている事が多く、新品交換や説明だけで終わった場合でも出張料がかかる事が多いです。

ガス小売事業者

2017年4月のガス自由化以降、沢山のガス小売事業者ができました。小売事業者の中にはガス機器の修理を受け付けていない会社であったり、自社で対応していない場合もありますので、ご注意ください。

ガス小売事業者のメリット

ガス臭いと感じたら、迷わずガス小売事業者に連絡しましょう。ガス小売事業者によりますが、赤色灯とサイレンがついた緊急車両を保有しており、緊急走行が認められています。各地の拠点に作業員と緊急車両が待機していますので、短時間で駆けつけてくれます。ただし、ガス漏れにしか対応しませんので、緊急対応で給湯器の修理はしてくれません。

ガスの契約内容によっては、修理代が安くなったり無料になる契約をしている事もあります。プロパンガスですと給湯器を無料で新品に交換する場合もあります。

ガス小売事業者のデメリット

各会社により大きく差があるかと思いますが、ガス機器の修理は自社対応していない事があります。費用は高めです。

ガス給湯器の修理交換を依頼する先の選び方

ガス給湯器の修理や交換を依頼する際、信頼できる専門業者の選定が重要です。以下に、適切な選び方のポイントを4つ紹介します。

資格を持っている

業者を選ぶ際には、適切な資格を持っているかどうかを確認しましょう。ガス給湯器の修理や交換は、専門的な知識と技術が必要です。資格を持った技術者が作業を行うことで、安全かつ正確な修理が期待できます。

実績がある

実績は悪質な業者を避けるためにも重要なポイントです。過去に修理や交換の実績があるか、また顧客からの口コミを確認しましょう。実績がある業者は、さまざまな状況に対応できる経験があり、安心して依頼できます。

アフターサービスや保証が充実している

修理や交換後のアフターサービスや保証が充実している業者を選ぶことで、万が一問題が発生した際も安心です。修理後のトラブルに迅速に対応してくれる業者を選ぶと良いでしょう。

スタッフの対応が丁寧

スタッフの対応が丁寧であるかどうかも重要です。修理や交換作業の際、顧客とのコミュニケーションがスムーズであり、わかりやすい説明があると安心感が増します。

以上のポイントをおさえて、信頼できるガス給湯器の修理や交換業者を選ぶことで、安心して設備の修理や交換を依頼できます。

ガス給湯器の修理費用の相場は?

一般的には出張料+技術料+部品代で計算される事が多いです。

弊社の簡単な修理を例に出しますと、

出張料1,870円+技術料3,080円+部品代2,500円=7,450円といった感じになります。

給湯器の修理や点検にかかる費用は、一般的に簡単な部品交換で7,000円~難しい部品交換で2万7,000円程度になります。10年以上使用していて、それ以上に費用がかかるようでしたら、新品交換を検討した方が良いかと思います。修理ではなく給湯器の交換(新しく購入)、本体の購入費用が6万円から数十万円かかり、交換工事費用は2~3万円程度となります。

修理か交換かの判断をする際には、給湯器の使用年数を考慮することが大切です

メーカー保証期間内(1年~3年)であれば、修理は無償で行われる場合が多いです。使用から10年以上経過している場合、交換用の部品が生産終了していたり、リスクの観点から修理を断られる事も多いです。特に、15年以上経過している場合は、まず諦めた方が良いでしょう。

ここ最近の給湯器の平均的な耐久年数は15年です。給湯器の新品交換にかかる費用を22万円として、それを15年で割ると1年あたり約1.5万円となります。10年目に故障してしまい修理代に3万円かかると言われた場合、修理後2年以上使用できれば元を取れる計算となります。この例であれば、修理した方が得する可能性が高いのですが、12年目、13年目と年数が増していくと共に、修理したとしても損する可能性が増していきますのでご注意ください。

修理した1年後に違う箇所が壊れる事もありますし、それから10年間使用できた例もあります。こればかりは運ですね!

まとめ

この記事では、ガス給湯器の修理や交換を依頼する業者について詳しく解説しました。給湯器販売業者、給湯器メーカー、ガス小売事業者それぞれに良いところと悪いところがあるため、安全面や料金など優先順位を決めて選ぶようにしましょう。

オオタケでは、ガス機器の販売や修理サービスを提供しています。「故障したかも」「早急に直したい」そんな時には、ぜひオオタケにご相談ください!

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