バリアフリーリフォーム(介護用設備・手すり)

家をバリアフリーに!介護リフォームの必須施工箇所一覧

バリアフリーリフォーム(介護用設備・手すり)

東邦ガスくらしショップ清須市土器野店、株式会社オオタケの大竹です。

「家族が高齢になって住みやすい暮らしをして欲しい」

「親は施設に入って欲しくない」

「バリアフリーって聞いたことあるけど何かわからない」

こんなお悩みありませんか?バリアフリーとよく聞くけれど、実際に家がどのように変化するか知っている人は少ないです。

今「家族は元気だし大丈夫」と人ごとのように思っていると、いざ家で介護をするときにとても重労働になります。

本記事を読むとバリアフリーの知識から、必須施工箇所、給付金までを理解できるようになり、実際にリフォームをするときの不安を軽減するとこができます。ぜひ最後までご覧ください!

リフォームする際のバリアフリー基礎知識

リフォームする際のバリアフリー基礎知識

まずは「バリアフリー」という単語をさらっと理解しておきましょう。本項ではバリアフリーをする際に知っておいたら良い基礎知識をご紹介します。

バリアフリーとは

バリアフリーとは

バリアフリーとは辞書によると「高齢者や障害者が社会生活を送る上で障害となるものを取り除くこと」(引用:大辞林)と表記されています。私たちが生活する上で車椅子用のスロープや点字ブロックを見ると想像しやすいと思います。

また、バリアフリーの「バリア」は一般的に4つあると言われています。それが、「物理的なバリア」「文化・情報面でのバリア」「制度的なバリア」「意識上のバリア」です。

上記4つのバリアを取り除くことを目指すのが「バリアフリー」の考え方です。

家をバリアフリーリフォームしたらどうなるのか

家をバリアフリーリフォームしたらどうなるのか

高齢者の生活が楽になり、転倒事故などのリスクが減ります。段差を無くしたり、狭い場所を広くしてゆとりを持った生活をすることができます。

特に車椅子を使用している人にとって、労力をあまり使わずに生活ができるのは嬉しいですね。段差やスロープなど細かい部分の気遣いが、高齢者や車椅子の人にとってはとても大切です。

また、高齢者の転倒事故を予防することができます。高齢になっていくと筋力が衰えていき、事故が増えていきます。しかし、家をバリアフリーにしていると転倒事故などのリスクが減少します。

次は介護リフォームの必須箇所を確認し、高齢者などがどのような部分に困っているのかを知りましょう。

介護リフォームの施工箇所

介護リフォームの必須施工箇所

介護リフォームをする上で重要となる施工箇所をご紹介いたします。主に家にいると頻繁に困る部分なので、必ず施工するようにしましょう。

玄関のバリアフリー

高齢者の方が安心して外出できるように設計することが大事です。主な施工は段差の解消や、手すりの取り付け、床材の変更踏み台の設置スロープの設置、使いやすい扉に取り替えるなどを行います。

玄関で重要になってくるのは、靴の履き替えや出入りのしやすさです。なるべく負担を掛けないように施工していくと、安全に過ごすことができます。

トイレのバリアフリー

トイレはなるべく自分の力で済ませれるように設計することが大事です。排泄はあまり人の力を借りたくない方も多いからです。

主な施工は、扉を広くする、ドアの向きを変える、補高便座(便座を高くする)、手すりの取り付け、洋式トイレへの切り替えなどです。

また、万が一のために緊急呼び出しボタンを設置しておくとより安心です。

階段のバリアフリー

階段は登りやすく、安全なものに設計することが大事です。家の中で危険なポイントは階段の上り下りでしょう。

滑り止めを取り付ける、保険の対象外ですが階段昇降機を取り付けるなどです。

階段の転倒事故で亡くなってしまう方は年間約5,000人と多いので、転倒事故予防の為にも早めに施工しておきましょう。

浴室のバリアフリー

浴室は滑りにくく、安全に湯船に入れるように設計することが大切です。主な施工は滑り防止の床材の取り換えや、引き戸にする、段差の解消、浴槽の取替、シャワーチェアの設置、手すりの設置、洗い場すのこの設置、また浴槽に取り付ける物として、浴槽内のすべり止め、浴槽に取り付ける手すり、浴槽内のいす、電動のリフトなどです。

浴室は特に滑りやすく危険な場所です。高齢者は足腰が悪くなって転倒しやすくなるので、早めの施工をおすすめします。

段差のバリアフリー

部屋全体の段差をなくす設計をすることが大事です。段差があると、高齢者は小さな段差でもつまずいてしまいます。また、段差があるだけで、足の悪い方にとって危険な障害物になりかねません。なので、部屋全体で段差をなくせる部分は無くした方が良いでしょう。

引き戸のバリアフリー

部屋全体を開き戸から引き戸に設計することが大事です。開き戸よりも引き戸の方が労力はかかりません。特に車椅子の方がいる場合は全てのドアを引き戸にした方が良いです。

車椅子ですと開き戸の場合、押したり引いたりする動作が難しくなるからです。なので、部屋全体を開き戸から引き戸にすることが良いです。

次は、ただリフォームをするのではなく、給付金を使ってお得に施工する方法についてです。

給付金を利用して賢くリフォーム

補助金を利用して賢くリフォーム

バリアフリーリフォームをする際に給付金が出る場合があります。本項では、給付金がでる介護保険制度についてご紹介します。

介護保険制度とは?

介護保険制度とは、加齢により介護が必要になったを、社会全体で支える仕組みのことです。基本的な考え方は、要介護者の尊厳を守り、少しでも自立した生活を送れるように支援をする事です。

この介護保険制度の中に「居宅介護(介護予防)住宅改修費」という項目があり、被保険者がリフォームする際に決められた条件を満たして申請すれば、給付金を受け取れるというものです。

給付金の支給額は、支給限度基準額(20万円)の1割(18万円)が上限となります。また、自己負担額は収入に応じて1割から3割変動します。

例えば30万円のリフォームの場合ですと、自己負担が12万円で、残りの18万円が支給されるということです。快適で自立した生活を送れるように、積極的に利用しましょう。

(要介護度が3段階以上あがった場合や、転居した場合は再度、支給限度基準額20万円の給付を受けられます。)

介護保険が適用になるリフォーム

給付金が出る工事内容は主に6種類です。

1.手すりの取り付け

2.段差の解消

3.滑りの防止及び移動の円滑化等のための床又は通路面の材料の変更

4.引き戸など使いやすいへの取り替え

5.洋式便器などへの取り替え

6.上記1~5の工事をする際に必要な付帯工事

これらの支援は要介護認定を受けていないと利用できません。認定を受けていない方は、まずは地域包括支援センターや役所に相談し、申請、調査を受けましょう。

また、上記の内容であれば何でも給付金の対象になるわけでは無く、介護や介助、自立と無関係な事には適用されませんのでご注意ください。

まとめ:効率的に賢く、家をバリアフリー化にする

効率的に賢く、家をバリアフリー化にする

家をバリアフリーにするのは、高齢者の転倒事故などを事前に防止することになるので、早めにやっておくことが大事です。特にバリアフリーリフォームする際に必須な施工箇所は、高齢者が安心して暮らすために大切なので、優先順位を高めて施工していきましょう。

そして、バリアフリーリフォームをする際にどの箇所を施工すれば良いか判断しずらいと思います。そんな時は専門業者に一度相談してみるのが良いです。自分ではわからない施工箇所や、お見積もりも丁寧に教えてくれます。高齢な両親のためにも、安心できるようなリフォームを目指していきましょう。

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