洗面化粧台ってどうやって選べばいいの?詳しく解説します!!
いつもありがとうございます!サービス担当の伊藤です。
毎日使う洗面化粧台。年数がたってくると、ボウルが割れたり、水栓が故障したり。場合によっては水漏れなどで収納部分がダメになってしまったりもします。
ホームセンターや家電量販店に展示してあるけど、どうやって選べばいいのかわからない。そんな方のために、ご自宅にあった洗面台の選び方を解説します!
洗面化粧台を採寸する
新しい洗面化粧台を選ぶ前に、まずは自宅の洗面台の採寸を行いましょう。測る必要があるのは高さ、幅、奥行きの3箇所です。
高さ
床から洗面化粧台の高さを測ります。標準的な洗面台は、化粧鏡の上部に照明があると思いますので、その上までになります。
化粧鏡の上部に収納がある場合は、収納棚は別部材です。寸法に入れないでください。基本的には1900mm以下になると思いますが、それを超える場合は販売店やメーカーに調査依頼をされたほうが確実です。
幅
幅で測るのは、洗面ボウルの横幅です。多いのは600mm、750mmとなります。注意すべき点として、洗面ボウルの水が入る部分ではなく下部の収納棚寸法となります。
そのためボウル部分は700mmくらいであっても、実際の寸法は900mmや1200mmということもあるので注意が必要です。この場合も左右に収納がある場合は、収納棚は別部材です。
奥行
洗面ボウルの奥行となります。写真の洗面ボウルは収納棚と同じ寸法ですが、商品によっては、洗面ボウルが収納よりも大きく張り出しているものもあります。その場合は一番広い部分の寸法が必要となります。
脱衣所のスペースが狭い場合、場合によっては洗濯機などを入れ替える場合に洗面台を外す必要が出てきますので、極端に奥行が狭い場合は注意が必要です。選択できる商品が限られてきますので、販売店に相談するのが確実です。
新しい洗面台の選び方
採寸が終わったら、新しい洗面台を選ぶ工程に移りましょう。
洗面台のタイプを選択する
まずは洗面台のボウルと引き出しのタイプを決めましょう。洗面台のグレードによって、選べるものが変わってきます。グレードの高いものだと、引き出しの設定があったり水栓の形状が選べたりといった具合です。
商品によっては、引き出しがなく、化粧台のように椅子をしまうことができるものもあります。先に測った幅の範囲で気に入った商品をえらびましょう。
化粧台の高さを選択する
商品によっては洗面台の高さが選べる場合があります。洗面ボウルの高さ+化粧鏡の高さが、先に測った範囲であれば問題なく取り付け可能です。
ただ、あまりにギリギリの寸法の場合は取付ができないので場合によっては相談が必要でしょう。
化粧鏡を選択する
化粧鏡はいろいろな種類があります。一面鏡、三面鏡などによって、収納力などに大きな違いがありますので、ご自分に合った化粧鏡を選択しましょう。
キャビネット部分の扉カラーを選択する
キャビネット部の扉カラーが選択できる場合は、扉の色を選びましょう。グレードによっては仕上げ材が違うため、好みのものを選びましょう。また、取っ手を選べる物もありますよ。
洗面化粧台のオプション部材を選択する
サイドキャビネットなどが設置できる場合は、グレードによってはオプションで選ぶことができます。ランドリーラックになっていたりなどいろいろ選ぶことができます。
標準タイプ以外は販売店に相談するのがオススメ
これまで洗面化粧台の選び方を解説してきましたが、標準的なタイプ以外のハイクラス商材は寸法からオプションまで様々な商品があります。
採寸と写真を撮って販売店に相談したり、メーカーショールームに商品を見に行ってみましょう。当然施工も大変ですのでしっかりとした調査、採寸をするのが賢明です。
また、水回り商品ですので、給水、排水の位置、構造なども関係しています。最終的には販売店に確認されることをお勧めします。
(写真提供:クリナップ株式会社/洗面化粧台ティアリス)