築20年以上の戸建て住宅の設備点検とリフォーム
築20年以上の戸建てでは、見えない部分の劣化が少しずつ進行しています。給湯器・ガスコンロ・水栓・配管・外壁などは、いずれも寿命が10〜20年程度です。
「まだ使えるから大丈夫」と思っていても、急なトラブルやガス漏れ・水漏れのリスクが高まる時期です。オオタケでは、築年数に応じた適切なメンテナンスとリフォームプランをご提案しています。
オオタケが選ばれる理由
― 地域に根ざし、130年続く安心と信頼 ―
オオタケは、明治時代の創業以来、130年以上にわたり愛知・清須市で住まいのトラブルに携わって参りました。 長年の経験から、住まいに関わるほぼすべての修繕・交換・リフォームに対応しおります。 ガス・水道・電気といったライフラインだけではなく、内装や外壁のリフォームなどもまとめてお任せください。
築20年以上の住宅で設備交換やリフォームを検討すべき箇所
20年以上たつと、目に見えない部分の劣化により症状が出始めます。
ある日突然雨漏りが起きたり、お湯が出なくなったり、水漏れなどのトラブルにつながることも。
築20年を過ぎたら必ず点検・交換を検討すべき設備をご紹介します。
外壁
外壁は建物を雨や紫外線から守る“バリア”の役割を担っています。塗膜の劣化やシーリングのヒビ割れを放置すると、雨水が内部に浸入し、柱や断熱材が腐食する恐れがあります。 築10〜15年を目安に塗り替えを行い、築20年以上では防水性の再確認を必ず行いましょう。
給湯器
給湯器の寿命はおおよそ10〜15年。20年近く使っている場合、いつ壊れてもおかしくない状態です。「調子は悪いけど使用できる」「エラーコードが出る」といった症状があれば良いのですが、
大半の場合はある日突然壊れて、何をしてもお湯が出なくなります。水道水が冷たくなる冬場に故障する事が多く、冬場にお湯が使えないと苦労する事が多いので壊れる前の交換がおすすめです。
コンロ
コンロは12年前後で壊れる事が多く、20年以上使用できるコンロは稀です。点火が遅い、火力が変わらない、火にムラがある、といった症状は故障の前兆です。 ガス漏れなど安全面にも関わるため、10年を過ぎたら交換の計画を立て始めましょう。キッチンはそのままで、コンロの交換だけでも可能です。
キッチン
築20年以上のキッチンは表面的な汚れだけでなく、シンク下の配管や蛇口の水漏れが起こりやすくなる時期です。 水回りのトラブルは放置すると床下の腐食やカビ被害に直結します。設備自体を交換しない場合でも、蛇口や給水管まわりの点検は必須です。
浴室
浴室(システムバス)取替のきっかけは、汚れが落ちにくくなってきたというのが第一位です。浴室は20年を超えると壁や床の表面処理がはがれ、汚れが落ちにくくなります。変色も目立ち、不衛生に感じる事も多いでしょう。
換気扇、浴室暖房機、追炊き口、シャワー水栓は修理や取替工事が可能なので、そのまま使おうと思えばいつまででも使えます。ただし、浴槽の栓やシャワー水栓が特殊な型で、取替不可能な場合は場合は浴室まるごとの交換になってしまう事もあります。
トイレ
トイレ交換のきっかけとして最も多いのは、汚れや黄ばみが目立ち、掃除をしても落ちにくくなってきたと感じることです。陶器製の便器は長持ちしますが、20年を超えると表面のコーティングが弱まり、黒ずみ・くすみが残りやすくなります。
レバーやフロート弁などの内部部品、温水便座、給水部品などは修理や交換が可能なため、そのまま使い続けることもできます。ただし、温水便座の寿命は8年前後と短く、便座だけ交換できない一体型トイレの場合は、本体ごとの交換が必要になるケースもあります。
築20年以上の住宅で見直すべき主な設備と費用目安
皆様がまず最初に気になるのはメンテナンスや交換費用はどれくらいになるのか、ということではないでしょうか。
以下では、築20年以上の住宅でメンテナンスが必要な設備と、その修繕・交換にかかるおおまかな費用目安をご紹介します。
| 項目 | 主な内容 | 費用目安 | 補修点検時期 | 備考 |
| 外壁 | 塗膜塗り替え、シーリング打ち替え、陸屋根の防水 | 約80〜150万円 | 築10〜20年 | シリコン塗料から無機塗料まで、塗料の種類によって耐用年数は10〜20年ほどです。劣化を放置すると張り替えが必要になることもあり、その場合は100万円を超えることがあります。 |
| 給湯器 | 後継機種への取替 | 約12〜110万円 | 約10〜15年 | 主要メーカーが定める標準使用期間はおおよそ10年です。交換の際は、選ぶ給湯器の種類(エコキュート・エコジョーズ・エコワンなど)によって本体価格や工事費が大きく変わるため、総額も大きく変動します。 |
| ビルトインコンロ | 他のコンロへの交換 | 約6〜20万円 | 約12年 | 主要メーカーが定める標準使用期間はおよそ10年とされています。交換の際は、選ぶコンロのグレードや機能によって本体価格が大きく変わるため、費用にも幅が出やすい傾向があります。 |
| 水栓 | 部品交換・対応している水栓への交換 | 約2〜10万円 | 約10〜15年 | シンプルな構造の水栓は部品交換がしやすく、定期的にメンテナンスを行えば長く使い続けられます。そのため、状態が良ければ20年以上使用できるケースもあります。 |
| キッチン本体 | 本体交換 | 約70〜200万円 | 約20年 | シンク下の排水管を修理する際には、収納部分が破損してしまうことがあります。また、取替工事を行う場合は、壁や床の張り替え、さらには間取りの調整を同時に進めることが一般的です。 |
| 浴室本体 | 本体交換、機器取替 | 約80〜200万円 | 約20年 | 換気扇の故障やシャワー水栓からの水漏れが発生しますが、機器の取替や部品交換で対応可能です。浴室本体を交換する際は脱衣室もリフォームするのが一般的です。 |
| トイレ | 部品交換・対応しているトイレへの交換 | 約3~60万円 | 約8~15年 | 陶器製のタンクや便器は長持ちし、部品交換で30年以上使えることもあります。一方で温水便座の寿命は約8年と短いため、便座だけ交換できない一体型トイレは本体ごとの交換が必要になります。 |
修理すべき箇所のサイン・優先順位の付け方
費用を参照すると、数万円〜数十万円のコストがかかります。「全部まとめて直すのは難しい」「どこから手をつければいいかわからない」という方も多いのではないでしょうか。
オオタケでは、「限られた予算の中で最も劣化の影響が大きい箇所から優先的に直す」ことをおすすめしています。
ここでは、判断の目安となる優先順位の考え方をわかりやすくまとめました。
優先度① 安全性に関わる設備
最優先で点検・交換が必要なのは、放置しておくと建物の寿命を縮めてしまう事や、壊れると生活が困難になる設備です。
これらの設備は「壊れる前の交換」を推奨しています。
防水工事・外壁塗装
(寿命:10〜15年)
外壁塗装は築10〜15年での塗り替えが推奨されています。シーリング(外壁のつなぎ目)から雨水が建物内部に侵入する可能性があります。シーリングの打ち直しの際にまとめて外壁の塗装や雨どいの交換、屋根の補修も実施するのが一般的です。
給湯器
(寿命:10〜15年)
給湯器の寿命は10〜15年と言われています。経年劣化で電気部品の故障、弁の固着、内部での漏水が発生します。大半は突然壊れて全く使用できなくなる事が多く、数日間はお湯が使えない生活となってしまう為、故障する前の取替を推奨しています。
ビルトインコンロ
(寿命:10~15年)
点火部品やバーナーが劣化することで火のつきが悪くなり、ボンッと爆発するように火が付くようになる可能性があります。またお鍋の裏側に黒いススが付着する、一部が焦げ付きやすいといった症状も出ます。
トイレ
(寿命:10~15年)
配管部分が劣化するとタンクに水が溜まらない、トイレの床に水が漏れているといった症状が現れた後、使用不能になる事が多いです。数日間はトイレが使えない生活となってしまう為、故障する前の取替を推奨しています。
優先度② 水漏れ(水回りや配管など)
次に優先すべきは、水回りや配管など、漏水の影響が広がりやすい箇所です。
部分補修なら数万円で済むところを、放置すると100万円単位の修繕になることも。15年〜20年を目安に必ず点検しましょう。
水栓のホース部分からの漏水(寿命:10〜20年)
キッチンや洗面化粧台の水栓で、ホースのように伸ばせる仕組みとなっている水栓は特に注意が必要です。見えない箇所で水が漏れている事も多く、気が付いた時には大事になっているケースがあります。
使用時にしか水が漏れない為、水道の検針員さんが漏水に気が付いて教えてくれる事もありません。長期間にわたって漏れる事により、キッチンや洗面化粧台の収納部分が腐ってしまったり、酷い場合は床が腐ってしまいます。
ホースになっている水栓を10年以上使用している場合は、定期的に水栓下部の収納からホース部分が濡れていないか点検する事を推奨します。
優先度③ ライフスタイル・省エネ性に関わる設備
安全上の問題はなくても、ライフスタイルに影響する設備は、変化に合せてリフォームを検討しましょう。
特に光熱費が年々上がっている今こそ、「壊れる前に省エネ機器へ更新」もおすすめしています。
システムキッチン本体
(寿命20〜30年)
収納の破損・天板の凹みやヒビ・シンクの水漏れなどが現れたら交換時期。最新のキッチンは節水・収納効率・お手入れ性が格段に進化しています。
システムバス本体
(寿命20〜30年)
部品の劣化、浴槽の汚れ、カビが取れなくなってきたら取替の目安。断熱性、清掃性、快適性が向上した新モデルへの更新がおすすめです。
各設備ごとの交換・修繕の見極めポイントと費用詳細
代表的な6つの設備(外壁塗装・給湯器・ガスコンロ・システムキッチン・システムバス)について、
一般的な交換・修繕費用の相場をもとに、目安となる金額をまとめました。リフォームや設備更新をご検討の際にぜひお役立てください。
外壁塗装
築10〜15年での塗り替え、築20年以上では防水層の再確認や下地補修が必要です。
定期的なメンテナンスで、大規模な張り替えや内部補修(100万円超)を防ぐことができます。
| 内容 | 費用目安(税込) |
| 外壁塗装(シリコン塗料) | 約80〜120万円 |
| 外壁塗装(フッ素・無機塗料) | 約100〜150万円 |
| コーキング打ち替え | 約10〜20万円 |
| 部分補修(ひび割れ・剥がれ) | 約3〜10万円 |
給湯器
給湯器の交換費用は交換先の給湯器の種類によって大きく変動します。
最新モデルのハイブリッド給湯器(エコワン)やエネファームは数十万〜が必要となりますが、省エネ効果も高いです。
※下記の金額は補助金を引いていません。
| 内容 | 費用目安(税込) |
| 給湯専用(追い炊き機能なし) | 9万円~ |
| 風呂給湯器(追い炊き機能あり) | 18万円~ |
| 風呂給湯器(エコジョーズ) | 22万円~ |
| ハイブリッド給湯器 | 60万円~80万円 |
| エネファーム | 110万円~130万円 |
コンロ
ガスコンロの交換費用はガスコンロのグレードによって変動します。オオタケでは4つのグレードに分けてご提案しています。
費用目安は工事費用を含む費用となります。
| 内容 | 費用目安(税込) |
| リーズナブルグレード | 6~8万円 |
| スタンダードグレード | 9~13万円 |
| ハイグレード | 14~18万円 |
| プレミアムグレード | 19〜30万円 |
キッチン
キッチンで取替が必要になる主な機器は、コンロ、レンジフード、水栓、食洗機です。これらの機器を13年目に交換し、さらに13年が経過するとキッチンを使用してから26年が経過する事となります。
キッチンやリビングの老朽化も目立ち、応急処置で対処するにも限度がきた頃が取替時期です。グレードが上がるにつれて機能性や清掃性や見た目の美しさが上がります。
| 内容 | 費用目安(税込) |
| リーズナブルグレード | 60~90万円 |
| スタンダードグレード | 90~120万円 |
| ハイグレード | 120~150万円 |
| プレミアムグレード | 150万円~ |
浴室
使用開始から20年以上の浴室では、コーキングのカビや浴槽の銅石鹸など頑固な汚れが際限なく出るようになり、新品の頃よりも掃除の手間が何倍にもなります。
掃除に限界を感じ始めた頃が取替時期です。取替の際は給湯器と脱衣所のリフォームも同時に行うことをお勧めします。
理由としては、給湯器と浴室リモコンはセットになる為、せっかく浴室がピカピカになったのに古いリモコンがついていると違和感がある為です。
また、浴室をリフォームする際に脱衣所に面している壁を壊さないといけない事がある為、そのタイミングで脱衣所の壁クロスや床の貼替も一緒に行うと良いでしょう。
| 内容 | 費用目安(税込) |
| リーズナブルグレード | 70~90万円 |
| スタンダードグレード | 90~110万円 |
| ハイグレード | 110~130万円 |
| プレミアムグレード | 130万円~ |
トイレ
便座だけの交換が可能なトイレは部品交換も容易なので比較的長寿命です。便座と本体が一体となったタンクレストイレは仕組みが複雑な為、修理費用も高額で寿命も短いです。
しかし、機能性や見た目の良さは圧倒的にタンクレストイレに軍配が上がるので、タンクレストイレがお勧めできないというわけではありません。
| 内容 | 費用目安(税込) |
| リーズナブルグレード | 15~20万円 |
| スタンダードグレード | 20~40万円 |
| ハイグレード | 40~60万円 |
住宅の設備交換・リフォームのご相談はお気軽にご相談ください
築20年以上の住宅は、すべてを一度に直す必要はありません。オオタケは、各設備の寿命や劣化状況を見極めながら、どこを優先して修理・交換すべきかを分かりやすくご提案します。
必要なところだけを確実に、安心して長く住める住まいへ。ご相談は無料で承っておりますのでお気軽にご相談ください。